我々の研究室では、分子探索およびその相互作用解析により得られた知見から、生理的意義を検証するためにゼブラフィッシュを用いた実験系を構築し生体機能解析を行っています。
ゼブラフィッシュを用いた解析系は、
(1)受精後短時間で器官形成を終えるため、早期の形態観察が可能
(2)稚魚の間は透明であるため、外部からの形態観察が容易
(3)モルフォリノやmRNAによる遺伝子操作が容易
以上より、迅速なin vivo生体機能解析に適しています。
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我々の研究室では、分子探索およびその相互作用解析により得られた知見から、生理的意義を検証するためにゼブラフィッシュを用いた実験系を構築し生体機能解析を行っています。
ゼブラフィッシュを用いた解析系は、
(1)受精後短時間で器官形成を終えるため、早期の形態観察が可能
(2)稚魚の間は透明であるため、外部からの形態観察が容易
(3)モルフォリノやmRNAによる遺伝子操作が容易
以上より、迅速なin vivo生体機能解析に適しています。
心臓特異的GFP発現ゼブラフィッシュ
(J Clin Invest. 2007.117.2812)
我々の研究室では心臓特異的、あるいは血管特異的GFP発現ラインを用いて生体機能解析を進めています。
遺伝子発現制御による心機能変化や経時的に血管発生異常を見ることができ、遺伝性疾患や分子探索で見つけた標的遺伝子の迅速な機能解析が可能です。
血管特異的GFP発現ゼブラフィッシュ
(PLoS One. 2011.6.e22542.)
Mモード断層像による心臓壁運動測定法、微小電流心電図測定法も独自に考案し、ヒト遺伝性疾患などの解析にも役立っています。
さらに、形態変化のみならず新たに心筋内ATP代謝を測定するための分子イメージング実験系も構築しました。
心臓特異的GFP発現ゼブラフィッシュ
(共同研究:国立遺伝研・川上浩一先生)
水浸レンズを用いたゼブラフィッシュ高解像度顕微鏡像
(共同研究:大阪大学工学研究科藤田克昌先生)